日本政策金融公庫は、100%政府が出資している金融機関です。 民間の金融機関でも手が届かない部分を補完してくれる特徴があり、皆さんの生活の向上することを目的として運営しています。
ふだんあまり聞きなれない名前かと思いますが、安心して利用できる金融機関です。
日本政策金融公庫の特徴
●民間の金融機関より融資が下りやすい 国が100%出資しているため、国の方針がダイレクトに反映されます。 現在では「日本全体の経済を活性化させましょう」という方針があるので、民間の金融機関よりも融資申込のハードルが低いといわれています。
また、創業したての方でも融資を受けやすい制度がいくつかありますので、民間の金融機関より審査のハードルが比較的低いことも特徴です。
創業してお金を借りたい場合、まず候補にあがるのが日本政策金融公庫です。
●無担保・無保証人でOK 民間の金融機関は基本的に代表者が連帯保証人になりますが、日本政策金融公庫では無担保・無保証人で融資を受けることができます。
創業融資も、無担保・無保証人で融資を受けることができます。 国は、「独立開業する人を増やして、日本国内の経済を盛り上げたい」という目標があるため、これから創業する方たちのためへ積極的に融資を行っています。
賢いお金の借り方
これから創業される方や創業して間もない方が融資を受ける場合、「新創業融資制度」を利用する場合が多いです。 この制度は、
開業から数えて2期終わるまでの間に限り利用できる
最高3,000万円まで借りられる
無担保・無保証人でもOK
という特徴があります。 創業したばかりのころは担保にできるような資産もなく、自分が保証人になることに抵抗があるでしょうから、無担保・無保証人であることは利用者にとってありがたい制度です。
事業を軌道に乗せるために、最初は日本政策金融公庫の「新創業融資」で借入し、その後さらに資金が必要になったら民間の金融機関で借り増しする、という流れがベターです。 理由としては、民間の金融機関と取引しておくことで定期的に最新の経済情報を仕入れることができ、今後の事業経営に活用できるためです。

創業融資の成功率は20%~30%といわれています。
なぜそんなに低いの!?と思われるかもしれませんが、一番の理由は準備が足りないからです。
申し込みには「事業計画書」などを作ることが必須となりますが、適当に作成してしまうと審査が下りない可能性が高いです。
小野木会計事務所へご依頼いただいた場合、お客さまから十分なヒアリングをし、そのお話をもとに事業計画書を作成させていただきます。
当事務所の融資実行率は100%です。
元銀行員の税理士が対応しますので、お気軽にご相談ください。